主訴は腰痛。他にも様々不調がある患者さん。
2013年06月27日
「かれこれ20年来の痛みですね」という60代女性のAさん。
チラシを見て、「ダメ元で来ました」とのこと。正直な方です。
とは言っても、治したい気持ちは真剣で、ご自身でストレッチや1日1万歩歩くこと、
など色々とやられているそうです。
腰痛が主訴ですが、他にも、左足のしびれ、股関節の痛みも抱えています。
検査の結果は腰椎の変位。施術をしながら、体の固さも確認していきます。
左の股関節、肩甲骨の固さが気になります。
肩の痛みや腕が上がらないなどの症状がないか伺うと、
やはり腕が上げづらい時があるとのこと。
腰椎の変位を戻すことを中心に、その他の症状も施術していきます。
3回目で股関節の痛みは改善されました。
4回目からは骨盤の変位へ移行。
肩甲骨の固さもだいぶ取れ、肩甲骨の間に指が入るようになってきました。
腰の方もだいぶ軽くなってきているそうです。
6回目で左足のしびれは改善され、歩くのが楽になったとのこと。
7回目で腰はもちろん、その他の体の痛みや気になるところもなくなったとのこと。
検査も陰性となり、無事卒業です。
主訴が腰痛の患者さんでも、長年、腰の痛みをかばっていた影響もあり、
腰以外の部位にも痛みやしびれなどの悩みを抱えている患者さんが多いです。
問診や検査、施術しながら体の状態を確認して、
総合的に改善していくのが当院の特徴です。
「久々に何かスポーツをしてみようかしら」と颯爽と帰られたAさんでした。