体の冷えは万病の元 ~ その2
2016年01月22日
昨日に続いて、冷え症について、お話します。
今日は、体を冷やさないコツ!
これは、皆さんが日常でできるコツです。
例えば、骨盤の歪みによって、内臓の働きが低下していて、
全身の血流が悪くなり、冷えが起きていることも十分あります。
日常気を付けているのに、冷えが解消されないという方は、当院にご相談くださいね。
さて、まずは、食事。
体を温め、血行を良くする食事をとることが大事です。
・ビタミンE・・・末梢の血管を拡張させて血行を良くする
うなぎ、アーモンド、落花生、卵黄など
・ビタミンC・・・貧血予防になる鉄の吸収を促進し、毛細血管の機能を維持する
緑黄色野菜、かんきつ類など
・ビタミンB1・・・代謝を促進し、体を動かすエネルギーを産生する
豚肉、大豆、卵 など
・パントテン酸・・・代謝を促進し、自律神経を活性化させる
レバー、大豆など
・良質のタンパク質・・・熱エネルギーとなり、神経機能を保持する
大豆製品、魚など
<体を温める食材>
ねぎ、しょうが、にんにく、ニラ、ごぼう、にんじん など
次に、生活習慣の改善です。
・規則正しい生活をして、十分な睡眠をとり、ストレスをためないようにする
・無理なダイエットをせずに朝食はきちんととる
・入浴はぬるめのお湯にゆっくりつかるようにする
・喫煙は血流を悪くするため禁煙する
そして、適度な運動をすること。
筋肉を動かすことで代謝が良くなり、熱が産生されやすくなります。
大股での早歩きやエレベーターをなるべく使わないなど、
生活の中でできることからはじめましょう。
最後に、服装のポイント。
・体を締め付ける衣服や靴を避ける
・腹巻を着用して臓器を温める
・肌にフィットする肌着を1枚着るだけで体感温度が約1度アップする
・スパッツを着用して下半身を温める
・マフラー、レッグウォーマーなど首や足首を温める
・五本指ソックスは、足指をそれぞれ包むため保温力がアップする
・お腹や腰など冷えが気になるところにカイロを貼る。
根本的に体質を改善するには、骨格を整え内臓機能をUPさせることと
食事が大事かな、と思います。
まずは、出来ることから始めてみましょう!